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| ゲップ!!・・ふ〜〜っ! |
焼き魚にもお刺し身にも、さして興味を示さない太郎。
でもトーストには、今も目がない。 遠くにいてもトースターからパンを取り出すと、どこからともなく走ってやってくる。
そしてダンナの片膝の上に座り、机の上には乗ると叱られるので、前足だけを乗せて思いきり上半身を乗り出し、早く早くとダンナをせかし、ハグハグとまだ熱いトーストを食べまくる。
それにシュークリーム、ワッフル、ショートケーキにクレープ、とにかく小麦粉やバター、卵、生クリームでできているものは全部大好き。 ダンナが言うには太郎がうちで初めて口にした食べ物はシュークリームだという。
拾って帰った時、 とにかくおなかをすかせているだろうと牛乳を口に含ませても、ぺろりともしなかった。
でも、ダンナが多分食べないだろうと口元に持っていったシュークリームは手探りで探しながら食らいついてきたらしい。
「これ、おいしい!」と、太郎の頭のどこかに、その時インプットされたのだろう。
その日以来、お魚の匂いには別に反応しないが、コレ系のものにはいつもアンテナが張りめぐらしてあって、ピピンと反応する。
その、最初に口にしたものが別のものだったら、それが太郎の好物になっていたのだろうか。
それともダンナが言うようにこの子は、外国人なのだろうか(大体、その発想がじじいっぽいけど)。
諸説がうずまく中で、太郎の体重は1350グラム。
その何分の一かは、バタートーストやシュークリームのたまものかもしれない。


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