5章: 2008年6月アーカイブ



んー。あたまいたそー。
別に悩み事があるわけじゃあにゃいのよん。


朝起きてからオームかごをのぞいたら、チョビのおでこの毛がすり切れて少し赤くなっていた。

丈夫にできているかごの金属の網にガンガン頭を打ちつけるからだろう。

はげちょびん、チョビ。

ポテの方は目があったり、外から帰ってただいまというと、キャンッと鳴くぐらいだが、小ギャル、チョビはやたらにうるさい。

今や、チョビと名前では呼ばれずにわがまま女とうちでは呼ばれている。

昼夜関係なく、かごをがちゃがちゃ言わせているので、少々私の方も疲れ気味である。

それにおふとんがわりの布がガーゼでできていて、すぐに糸を引っ張り出すので気が気ではない。



以前、5月の末ごろだっただろうか。 夜12時近くにコガワ嬢から、チョビが糸を指に巻きつけて指がぽんぽんに腫れているが、どうやってもそれが取れないと慌てた様子で電話があった。

プレーリードッグの指はとても細く、それにまだチョビは小さいのでよけいに取りにくいのだ。

結局以前うちの猫たちも行ったことのある、動物の夜間救急病院へ行き、指の先っぽの方は取れてしまったが何とか元気になった。



野生がまだ強く残っているのか、その指も今は半分ぐらい生えかけてきているが、そのこともあって細い糸が指に絡まっているとドキッとする。

でもどんな動物でも病院代は、やはり相当高い。

夜中も診てくれる救急病院ということもあるが、うちの猫の時はタクシー代も含めて、 1回で5万5千円ほどかかってしまった。

普通の昼間の病院の時でも1回2〜3万はかかってしまうことが多い(でも、山下動物病院はとても良心的だけど)。

病気もケガも何もないことがいちばんだが、もしもの時に病院へ連れていってやることができないのなら、動物を飼うべきではない。

彼らと暮らすには、お金も手間もしっかりかかるのだから。

大きくなっちゃったからとか、病気になったからとか、そんな理由で動物を捨てたりする人というのは、私が思ってた以上にとても多い。

そういうのを見聞きすると、腹が立って、落ち込む。

うっ、最近何だかついマジになってしまう私。ちょっと恥ずかしいかも...。

でも、そんなこんなで動物病院に来ている動物を見ると、良かったね、いいご主人だね、といいたくなってしまう。

ポテもチョビもシアワセものです。




ん?なんかあるぞ。
しょんぼりしてるわけでは、ない。なにかを見つけたのだ。


アビシニアンのこと、少しだけ、新しいことがわかった。

昨日ペットショップに電話したら、いつものあの怖い店員さんとは別の人が出たので、あの子は売れたのかを聞いてみた。

そうしたら売れたのではなく、別の仲介業者の方へ移ったという。

私が最初は飼える予定ではなかったのだが、何とか飼えるようになったので、その連絡先をおしえてほしいと頼むと、もううちの手を離れてしまったので、ということだった。

あの女の子に悪いかなと思いながらも、処分されたわけではないのですね、と聞いたら、一瞬電話の向こうでぎょっとした感じだったが、別の業者に移ったのは確かであること、でもそれがどこかとか、その後のことはその人ではわからないということだった。

アルバイトの女の子のことも聞いてみたが、もしかしたらもうこのままやめるかもしれないということだった。

でもやめるにしてももう一度こちらに来るとは思うということだったので、うちの電話番号を伝え連絡してもらうように頼んで電話を切った。



結局、わからないままと言えばそうなのだけれど、少なくとも処分されたということではなかったので、少しだけほっとする。

でも月末まであと1週間。

何とか早くあの女の子と連絡が取れるのを待つばかりである。




おおきなお腹でおおあくび

ドスコイ!ドスコイ
どっせーい。ポテちゃん。オスモウしよ

結局、今日もアビシニアンの行方はわからなかった。

何度か電話をしてみたものの、あの女の子の名前も知らなかった私、不審がられながら彼女の名前はわかったものの、連絡先を教えてほしいといったら教えられませんと電話を切られてしまった。

昨日来ていたのが私だとわかってしまったみたい。

それに普通、連絡先なんておしえないのが普通だし。

だんなは売れたんじゃないのか、と言う。

私もそうであればいちばんいいし、うれしいけれど、お店の反応を考えるとやっぱりうつうつとしてしまう。

喉まで出かかっていたけれど、お店の人に処分されたのですか?と聞く勇気はなかった。



でも、このまま、ただ考えていても始まらないので、明日電話でもう一度聞いてみよう。

あの女の子がいてくれたらいいのだけど。



ポテ、チョビ、太郎の三角関係は絶好調。

この間からそれほど日が経っていないからぼんやりとでも覚えているのだろうか。

でも、チョビはひとり、ただひたすらにうるさい。

ずっとかごの出入り口のあたりをがちゃがちゃ、がちゃがちゃとひっかいている。

ひと遊びしたポテはすっかりいい子で眠っているのに。 ずっと外に出しておけばいいのだが、この子たち太郎以上に何でも噛むのでそばでつきっきりで見ていないといけない。

それに部屋中がトイレになってしまうので、午前中と午後とそれぞれ1時間ぐらい出してやるのが精一杯。

今はちょっと弱っている私、十分かまってやれないけど許してね。




お外に出たいなあ
あ〜ん、だれか遊びに来にゃいかにゃあ



最近、あの45匹の猫のことも含め、他にも気の滅入ることが少し続いて、ちょっと化石状態だった私。

そこに、今日もうひとつ追い討ちがかかってしまった。



もう1ヵ月近く前だろうか。

仕事の打ち合わせに外に出た時に、あるペットショップをのぞいた。

猫じゃらしがボロボロになったので新しいのを買うつもりで入ったのだが、そこにアビシニアンの猫が売られていた。

その時はただガラス越しに、かわいいなぁと見ていただけだったが、またその2週間ほど後に、そのお店の近くにいて「あの子はどうなったかなぁ」と思いついて見にいった。

最初に見た時も、もう子猫とは言えないぐらいの大きさだったが、さらにひとまわり大きくなって、そのアビシニアンの猫はいた。



ガラス越しに「ああ、まだいたねぇ」とその猫に話しかけていたら、アルバイト風の女の子が、いやに熱心に私に買わないかと勧めてくる。

もううちには8匹いてとても無理だと言うと、そうですか...といいながら「この子、今月中に売れないと処分されちゃうかもしれないんです」と言う。

ショブン?処分? ペット業界のことはよく知らないが、普通売れ残ってしまった子は繁殖家のところへ戻されるか、それとも子供を生ませる用にどこかで飼われるのだろうと漠然と思っていた。

でもその女の子によると、まぁまぁの血統書付きの子はそうらしいのだが、純血種といえない子は子猫のうちに買われず、ある程度大きくなっても引き取り手がないと、そういうケースもあるというのだ。

それを聞いた時は、頭の中がぐるぐる回って、半分逃げ出すように帰ってきてしまったのだが、やっぱりとても気になってその後何回か見に行った。

売れていますように、売れていますようにと思いながら、お店が近づいてくるとドキドキしながら行ったのだが、アビシニアンはいた。

このままだと...、それにもうあまり時間がない...。

うつうつと考えていたのだが、3日前に思いきってだんなに「もう1匹、だめかな」といってみた。



げっ、といいながら、呆れたように顔を見返されたが、そのアビシニアンのことを話したら、「うーん、まったくもう、困った人だなぁ」といいながらも、そうしたいのならいいよ、という返事をもらい、今日意を決して、銀行でお金をおろして、そのペットショップへ行った。

でも、いなかった。



いつもいた一番隅の下のゲージをのぞき、そのほかのゲージも全部見たのだがいない。

ああ、売れたのかなと思い、いつものアルバイトの女の子を捜したのだが、今日に限って彼女もいない。 おそるおそる他の店員の人に聞いてみたのだが、何か書類みたいなものを見たまま「ああ、あの子はもういませんよ」と言われた。

売れたんですか?と聞くと、その時やっとこっちを見て、うるさそうに「だから、うちにはもういないんです」といって奥に入っていってしまった。

今日は22日。まだ月末じゃない。

売れたか、誰かに引き取られたのなら...と思いながらも、気持ちの中でどんどん不安も広がっていってしまう。

うちへ戻ってきてからも、ずっとそのことが頭から離れず、ぼーっとしていたが、コガワ嬢がまた明日から出張で、今夜からポテとチョビがくることになっていたのでオームかごを出して組み立てていたら、太郎が寄ってきて「何?なに?」とじゃれついてきた。

太郎を抱っこして、ポテとチョビが来るよ、でもね、今日は太郎のガールフレンドもくるはずだったんだよと話していたら、ぽろぽろと涙が出てきてしまった。



だめ、だめ、だめ、だめだよね。こんなんじゃ。

明日とりあえず、あのアルバイトの女の子に何とか連絡をつけて確かめてみよう。

ねっ、たろたろ。




まだ時々おめめが痛いでしゅ
ふにゃあ・・・。

先週末、一通の封書が届いた。

ある動物保護団体からのものだったが、内容はひどく残酷で悲しいものだった。

個人に関係することも多いので、具体的なことは省くが、あるところで飼われていた猫45匹がとてもひどい状態になっていたということ。

ある一室に猫たちだけで放置されたような状態で、飼い主は3日に1回食事を置いていくだけ。

当然去勢も避妊もされていないため、当初は20匹足らずだったのがその倍以上の45匹にふくれ上がってしまったのだろう。

期間はわからないが、かなり長期に渡ってそういう状態だったため、床には70センチ以上のゴミや汚泥がたまって、相当な異臭を放っていたらしい。

さらに良くないことにそこが共同住宅の一室だったので、当然のことながら他の住民の怒りも激しく、大勢の人を巻き込んで大きな騒ぎになってしまった。

そしてその猫たちを救出しようとする人たちと、住民の間でもめ事が続いたが、2日前、何回目かの救出活動で猫を全部保護できたということを今日関係者の人から聞いた。



莫大な費用と労力をかけて猫たちを保護した人たちには本当に頭が下がる。

10分とはいられない悪臭の中で、汚泥の中をさぐって猫を助け出しては洗って病院に連れていき、安全で清潔な場所で保護する。

住民ともめながらの救出作業で、全部の猫を保護するには2週間あまりかかったようだ。

でも、住民の人たちの怒りも当然だとも思う。



古い共同住宅の中では、この暑さも手伝って、相当な悪臭だったろうし。

やはり悪いのは、その元々の飼い主だろう。

確かに捨て猫を見つけて、それがまだ子猫だったり、病気やケガをした猫だったら私も見過ごせないとは思う。

でも、かといってただ拾うだけではだめなのだ、絶対に。

猫だって、恋をして子供もできるし、病気もする。

もちろんおなかもすくし、トイレにも行く。

食欲も性欲も、遊びたい気持ちも、のんびりしたい気持ちもある。

45匹の猫たちは、今どんな表情をしているのだろう。




わーい。なんか、おいしそーだにゃ

えーい。食べちゃえ。パク。
わ〜い!花だ花だ!おいしそーだどんな味なのかにゃ!がぶっ。

朝、何気なくニュースを聞いていたら、大阪近辺は7月上旬の後半に梅雨明けしたと考えられる、みたいなわけのわからないことを言っていた。

何だ、やっぱり梅雨明けしてたんだ。 それにしても気象庁は、どうしてこんなにうじうじした言い方しかできないんだろう。ぷんぷん。

今日は太郎によって無残な姿と化した植物たちの手当てをした。

この1ヵ月ほどの間に、私の大事な植物たちは軒並み、悪童太郎によって破壊された。

他に彼の興味を引くものがあればいいのだが、猫部屋エリアも探険しつくした彼の興味は小さなベランダの片すみの植物たちに向いていたらしく、ここしばらく朝水遣りをするたびに、その重大な被害を発見していた私。

プランターの土は見事に掘り起こされ、根っこがむき出し。 まだかろうじて元気なものも、葉っぱには歯形がつき、鉢植えのいちばん下にあるはずの石が見えている。

その都度、被害にあう度にいくつかはむこうのベランダに避難させていたのだが、一見無事に見えていたのも、調べてみると大変、大変。

様子を見ながら、株分けをしたり間引きをして、肥料をやり、濡れた新聞紙でくるんで看病をする。


太郎がお世話になっている山下動物病院には、いろいろ有意義な情報がいつも待合室に貼ってあるが、その中に「猫に有害な植物一覧」というのがあった。

ツタ類やラッパ水仙など、結構身近にある植物40種類ほどが書かれていた。

今季節の紫陽花もよくないそうである。

このおかげで、良くないものは別のベランダに移したのだが、今まで植物に関しては何も意識していなかったので、いいお勉強になりました。


このアーカイブについて

このページには、2008年6月以降に書かれたブログ記事のうち5章カテゴリに属しているものが含まれています。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

2008年6月: 月別アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.1